幸せなマルチワーク・複業の「はじめの一歩」を踏み出す人のためのJOUNAL ”強み”×”独自コンセプト”×”商品開発”

自分の好き・強みを活かして個人向けにコーチ、カウンセラー、コンサルタントなどの対人支援ビジネスを始めたい方向けに、「人間性の活性化」と「未来をつくる商品戦略」の2つの軸からあなたの独自コンセプトと商品ををつくって、確かな人生の方向性を得るための場をつくります。

自分のやりたいことを考え過ぎてわからなくなったときに。

よく頭で考える人、思考力のある人、頭のいい人は、あたまに意識がいきがち

 

 「自分のやりたいことは何か」と知ろうとすると、ついつい頭で考えてしまいます。

過去にうまくいったことや自分の才能がなんだったか、ついには今お金になりそうなこと、みんなやっていることにまで、最終的には行き着いてしまうことがあるかもしれません。

 物事を論理的に考えて行くのが得意な人は、考えてやりたいことを見つけようとしがちです。また、段取りが得意な人も先のことを考えて行くので、やはり頭で考えるのが得意なタイプでしょう。

 こういった、あなたがよく考える力のある人、思考力のある人であれば、自分のこの能力を使ってやりたいこと自然と探すでしょうが、なかなか見つからないかもしれません。

 なぜ頭で考えても、やりたいことが見つからないのか?

 それは、「やりたいこと」は自分の心で感じるものだからです。

 

 

体の感覚と、”いま”に意識を戻す

 

 では、どうすれば頭に登ってしまった意識から離れて、心で感じることに切り替えることができるのでしょうか。

 私も頭で考える傾向がありますので、よく頭で考えでしまうことがあります。

 そんなときは、どうしているか。私が心で感じる方へちょっと自分を戻すのにやっていることも含めて、ご紹介します。

 

① 深呼吸する

 深呼吸すること。大きく息を吸って、少し止めて、ゆっくりと吐き出す。これを目をつむって何回か繰り返します。できれば、部屋の窓を開けて、外の空気を入れて部屋を換気すると気持ちが切り替えられるかもしれません。

 イメージするのが得意な人は、今まで行ったことのある綺麗な景色や、その時の日差しや雨の匂い、風の肌触りなんかが思い出せたらより良いでしょう。簡単なことですが、真剣にやってみると体全身がリラックスしてきます。

 

② 歩き回る

 考えるときは、止まっていることが多いのではないのでしょうか。

 部屋で考えているときは、もし歩けるなら、椅子から立って、大きく伸びをしてから、周りを歩いて見ましょう。裸足でも靴下を履いていても、足の裏で床を感じますか。普段全く意識していないことでも、ちょっと意識することで感じることができるようになるはずです。

 

③ 書く

 これは、頭を使っているじゃないか、と言われるかもしれません。

 確かに、考えながら書くとそれはまた頭で考えることになってしまいます。なので、ここでいう「書く」とは、「書き出す」と言う感覚です。ここで自分が書いたものを誰か人に見せるわけではありません。なので、誰か人に向かって文章を書く、と言うよりは、「吐き出す」感じでやるのがいいでしょう。

 または、頭というより、心の動きを感じるために、手にそのまま動いてもらって書貸せる感覚で書くのもいいでしょう。ポイントは、頭ではなく、自分の気持ちや感情に意識のフォーカスを当てることです。

 

④ 声に出して、話す

 家で1人でいるのなら、自分の思ったことや感じたことを、声に出して話すのもいいでしょう。誰か相手が必要なわけではありません。独り言でも構わないので、自分の思っていることを声に出すことが重要です。

「俺は、こう思うんだけどな」「私はこんな感じがする」というので構わないので、自分の思っていること感じていることを声に出す。そうすると、頭の中や胸の中で溜まっていた思考や感情も、自分の内側から外側に出ます。

 もしうまく言葉にできないなら、「こんな感じ」とか、短い言葉、単語でもいいでしょう。

 

⑤ 寝る

 頭でいろいろ考えてもわからないときは、寝てしまうのもいいでしょう。上に挙げた①から④など、自分の頭から意識を離す方法を試してもうまくいかないときは、寝てしまえば、次に起きたときは幾分かは頭も休まっているでしょう。

 

 上にあげた5つの方法を実際に試してみれば、人によって効果は様々でしょうが、幾分かは頭に行った意識が、体の感覚だったり、自分の気持ちだったりに戻ってくる感じがわかるかもしれません。

 「やりたいこと」は、人の気持ちや感情に基づくものです。あたまで考えることは、気持ちにフォーカスすることとは異なります。身体感覚や自分の感情に意識を向けることで、自分のやりたいことが自然と湧き出てくるかもしれません。

 

と、ここまでが頭で考えすぎてやりたいことがわからなくなったときの対処法です。

では、実際にやりたいことを感じ取るにはどうすればいいのでしょうか。