幸せなマルチワーク・複業の「はじめの一歩」を踏み出す人のためのJOUNAL ”強み”×”独自コンセプト”×”商品開発”

自分の好き・強みを活かして個人向けにコーチ、カウンセラー、コンサルタントなどの対人支援ビジネスを始めたい方向けに、「人間性の活性化」と「未来をつくる商品戦略」の2つの軸からあなたの独自コンセプトと商品ををつくって、確かな人生の方向性を得るための場をつくります。

自分の才能を知って、よりよく生きる

今起きている社会の変化、これからやってくる未来

 

 2018年も残すところ10日を切りました。早い人は、もう来年2019年の目標を考え始めているかもしれません。来年は、平成の時代が終わりを迎え、「ポスト平成」の時代が幕を開けます。

 こうした大きく時代が動く中、先進的な技術は激しく進化し、すでに実用化されたものも含め、世の中に出てきています。モバイル端末、IoT、ビッグデータの活用、人工知能量子コンピュータなど、私たちの仕事や生活、ライフスタイルを大きく変えて行くであろうことは、多くの方にとって想像することは自然であり、イメージできると思います。

 先進的な技術が実用化された後、私たちの仕事のうち、AIやロボットで処理が可能なものはAIが行い、人間は人間にしかできないことや人間がするほうがいい仕事は人間がするように変わっていくでしょう。

 しかし、そのような時代が到来したとしても、人は自分の人生に対して充実感や意味求め、見い出していくと考えています。

 

あなたの才能はなんですか?

 

 才能と聞くと、一般的なイメージとしては、プロスポーツ選手やプロの音楽家など、その分野における突出したセンスを持つ人をイメージすると思います。そして、そのイメージと同時に、(私もそうですが)「そんなものは自分にはない」と感じて落ち込むかもしれません。

 確かに、ある特定の分野結果を出す人が持つ常人とはかけ離れたセンスは、才能と言えるでしょう。

 しかし、それは「突出した才能であって」、本来「才能」とはもっと広く、人の行動、感覚、視点など表す言葉だと考えています(そうでないと「才能」という言葉が使われるのは、「才能がない」ときという極めてネガティブな場面で使われる言葉になってしまいます)。

 例えば、会話の相手のちょっとした表情やリズムから相手の感情を読み解く人、人からうるさいと言われるくらい話し続ける人、一日中パソコンの前で単純作業をしていても苦痛でない人など、これらもそれぞれの場面で才能の一種を使っていると考えています。

 あなたにも、あなたには普通のことであっても、人からはとても驚かれたりしたことは少なくとも一つや二つはあるのではないでしょうか。その全てが才能ではないかもしれませんが、そのいくつかは才能の原石かもしれません。

 

なぜ、才能を知ることが大切なのか

 

 もし、自分の才能をしっかりと自分のものとして掴めていたら、世界中の多くの人々が生活のために仕事をし、日々の生活をしている中で、それは人として幸せなことです。自分の才能の原石を見つけ、自分で磨き、人との関わりの中で磨かれ、輝くものとなったら、その才能に触れた人は魅了されます。

 仮に、その才能を使って人に商品やサービスという形をとって提供して、それほど経済的な豊かさに恵まれなくても、人よりも自然にできることや得意なことで人に喜ばれるのであれば、その仕事のストレスは少なく、快適な日常の時間を得られます。

 いずれにせよ、全く自分の才能がわからない状態の人よりは、自分の才能を自覚して社会との接点の中で提供すれば、人生の方向性が全く見えないということは避けられるのではないでしょうか。

 しかし、それよりももっとも価値があることは、自分の才能を知る過程で、自分自身の内面を見つめ、自分という人間がどういう人間かを理解することで、人生で行う様々な活動の指針の一つとなり、人生の充実度が高まることでしょう。

 

世の中の大きな仕組みを知ることも重要

 

 自分の才能に自覚的でいることが大切であると、すでに述べました。

 しかし、それだけでは才能を生かして長い人生を生きるには十分ではないと考えています。たとえ、自分の才能に気づけたとしても、自分がどんな仕事や活動をしていけばいいかを現実の世の中で活かせる具体的な場所がなければ、実際の人生の充実度の高まりは、限られると思います。車のハンドルだけ持って、ドライブに出かけることはできません。人に伝える才能がある人は伝える相手が必要ですし、相手の気持ちを汲み取る才能がある人は汲み取る相手が必要になります。数学的な才能がある人は高度な数学を必要とする研究や仕事が必要ですし、会社経営の才能がある人は経営する会社が必要です。

 その人の才能が分かっているのに、それを活かせる具体的な場所がないのは、本人にとっても世の中にとっても何かを失っている状態と言えます。

 

私が望む未来の姿

 

 私は、日本人を含めた世界中の人々が、自分の資質、特徴や自分の興味、関心、好奇心の対象を知り、自分が望み、かつ、自分に合った仕事、活動、時間の使い方、そして人生を自由に選び取れる社会が未来に訪れることを望んでいます。

 年齢にかかわらず、性別にかかわらず、人が自分の才能を、自分らしい方法で、社会の誰かに提供できたら、その人の人生は心も経済的な豊かさにも恵まれるでしょう。そのような、よりよく人生を生きる人が増えていってほしいと思います。

 これから、才能というテーマをとおして、よりよく人生を生きるにはどうしたらよいのか、考えていきたいと思います。